弾くこと、聴くこと。

musica fresca

祝ハイドン


ハイドンさま、誕生日おめでとう!

今日はハイドン(Franz Joseph Haydn)の誕生日です。1732年3月31日オーストリアで生まれています。

ハイドンがとても好きです。これまでにコンサートでも、ピアノソナタ、ピアノトリオなどよく弾いてきました。

ハイドン好きをはっきりと意識し始めたのはいつ頃だったかなぁ…音大を卒業した頃?井上直幸さん(ピアニスト)の影響が大きかったかもしれません。

けれども思い返してみれば、小学生の頃、発表会でハイドンソナタを弾いた時にとてもうまく弾けて褒められたことがありました。やはり相性が良かったのでしょうか?

教える事を始めてからは、小さい生徒さんにソナタのやさしいものや、音楽時計のための小品などをよく弾いてもらっています。(生徒さんの受けは?完全に先生の好み!)そんな曲の中でも、何故かソナタアルバムなどに載っていないHob.XVI/1 ハ長調は特に好きです。

ハイドンの魅力…端正でスッキリとしている、一方で思いがけずちょっとした変化や驚きが隠されていて、それを見つけるのは楽しいものです。彼の時代においての古い様式(ロココ)新しい様式(古典)、様々な試みが一つの作品の中にも混在していることも面白いです。

交響曲の父、弦楽四重奏の父と言われるくらいですから、そのあたりの作品は一般的によく聴かれていると思いますが、その他に管弦楽作品やコンチェルト等々、まさに宝の山です。

ハイドン好きには凝り性の人が多いらしく、このブログはスゴイです。ハイドン音盤倉庫

では今日はハイドンソナタでも弾くことにしましょう!