弾くこと、聴くこと。

musica fresca

児玉桃 ピアノリサイタル

メシアンで始まり…

7月12日(木) 兵庫県立芸術文化センター 小ホールにて

児玉桃さんのリサイタルを聴いてきました。猛暑の夜でしたが、行ってよかった!刺激を受けました。

先ず、メシアン「鳥のカタログ」から1曲、次にドビュッシー「練習曲集」から7曲、休憩をはさんでショパンノクターン」2曲、ラヴェル「夜のガスパール」最後に再びメシアン「喜びの精霊のまなざし」なかなか聴けないプログラム!

どの曲も完全に手中に収まっていて、彼女のものになっています。フランスものらしい軽やかさ、洒脱さがある一方で、思い切りの良さ、そしてパワーもあります。

玄人好みの選曲ですが、お客様もとても楽しんでいる様子でした。

欲を言えば、もう少し柔らかい音色もあれば良かったかなぁ…でもあれだけのプログラムを魅力的に弾ききれるなんて素晴らしいです、やっぱり。

ドビュッシーの練習曲、また弾きたくなりました。メシアン「アーメンの幻影」も楽譜買ったまま、手付かず…弾かないと…。