弾くこと、聴くこと。

musica fresca

ピアノ調律

調律師さんと。

昨日、ピアノの調律をしてもらいました。半年に一度お願いしています。あー、すっきりした~‼ 和音が綺麗に響くようになりました。

ピアノという楽器は、調律師さん無しにはどうにもなりません。メンテナンスもできないし、弾く人それぞれの音を創るのも、本人の指の問題だけではありません。

ピアノは基本的に猫が踏んでも?音は出ますが、調律師さんと弾く人とで育てていく楽器なんだと痛感しています。

今お世話になっている調律師さんとは、20年くらいのお付き合いになります。作業が終わった後に、色々な話をするのもとても楽しいです。ピアノの管理に関する技術的な話はもちろん、最近行った音楽会の話、新しくできたコンサートホールの情報…そんなコミュニケーションの中からも、音の好みやピアノの音に対する要求など、じわーっと伝わっているのではないかと思います。幸いな事に、初めからなんとなく波長が合う方なので助かっています。

ピアノの管理で一番大事なのは温度、湿度ですが、家庭ではなかなかベストな状態を保てないので、弾く時間の多少に関わらず、定期的な専門家〈調律師〉によるチェックは必須です。しばらく調律してないなぁ、という方は暖房の季節が終わった頃に、是非一度…。